秋の北伊豆・楽寿園・・・三島ジオと小浜池


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今回、歩いてきた楽寿園・・・

元は、小浜山と呼ばれ、愛染院(廃寺)、浅間神社、広瀬神社の社寺域でしたが、

1890年(明治23年)に小松宮の別邸として造営され、小松宮没後、

韓国世子李垠の別邸となり、昌徳宮と呼ばれていた時期もありました。

昭和に入り、緒明圭造氏に売却され、その後、三島市が1952年(昭和27年)に購入し、

現在、市立公園として一般公開されています。


前回もお話の中で触れていますが・・・

ここは、伊豆半島ジオパークの中の、三島ジオサイト。

凡そ1万年前の富士山の噴火の際の溶岩が、三島まで流れ、

彼方此方で露頭していて、その地形を利用して作られた日本庭園です。


園内に入ってみると、先ず目に付いたのは・・・






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↑↓ やたらと地面の表面を這った、樹木の根、根、根・・・005.gif







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溶岩の上に、実生で育った木々の根っこ。

逞しいですね~


↓三島溶岩流の看板もあり・・・







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黒く固まった溶岩・・・ちょっとスカスカとした感じもしますが?







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溶岩の中を先に進みます。(^_-)







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この立っている右に・・・楽寿館があります。

中の案内は、時間制。


それまでには間があったので・・・先にある小浜池に向かって少し歩いてみました。







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 ↓傍に立っていた看板。







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何やら曰くがありそうですが、、消えかけていて?

帰って調べてみました。(笑)

『鞍馬灯篭』

高さ2m程の灯篭ですが、鞍馬石の灯篭として国内で最大のものとか。

鉄分を含み、表面が赤く錆びて風情のある石です。

この灯篭は、当時土地1300坪分の価値があったそうです。


そして、昭和の30年代に入って、周囲の環境の変化から湧水量の激減で、

水位の低くなってしまった小浜池。







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最近の水位はほぼ80cm。

白く見えているのは・・・

生えた藻が乾燥で白くなってしまっている、池底の溶岩。

其処だけを見ると・・・

まるで枯山水のお庭ですが、それはそれで風情があるのかも知れません。







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此処は鳥も多くいて・・・

バードウォッチングの場でもあるようですが。↓







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池の際で、チョンチョンと忙しく動き回っていた、この小鳥さん。

後ろ向きですが。クスッ

パソコンに取り込んでみたら・・・『キセキレイ』でした。(^_-)


次第に雨も降ってきて、、 この日に歩いたのは・・・







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オレンジ色の線を往復したのみでした。

一度、門の前まで戻り、傘をお借りして・・・


楽寿館のガイド時間に合わせて戻り、館内を30分ほど見学。


写真撮影は禁止でしたが、館内から外の撮影はOKでしたので、

外からの写真と、其方は次回に回します。

ん~ それ程、無かったのですけれどね。。

雨の三島大社と合わせて、アップです。(^_^;)


何時もご来訪下さって、イイネも頂いて有難うございます。053.gif


続けて行こう! という勇気が湧いて来るのですよ~006.gif





by canape2 | 2015-11-25 20:58 | ┣ 中伊豆・修善寺etc.

心地良いそよ風~ 流れるBGM♪ 楽しいひと時~HN・かなっぺ


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