文豪たちに愛された・・・起雲閣(5) 『玉渓』
2008年 01月 25日
16世紀にイギリスで流行した“チューダー様式”に“名栗仕上げ”を取り入れたヨーロッパの山荘風の仕上がりを見せていますが、暖炉の覆いにはサンスクリット語の飾りがあり、入り口の天井には竹があしらわれるなど、独特の空間となっています。又暖炉脇には、古社寺の柱、或いは、江戸時代の帆柱を転用したと思われる丸い柱を配し、日本建築における床の間と床柱を思わせる空間を演出しています。
では・・・その、独特の空間を、どうぞご覧下さいませ~
↑と↓
チョウナで斫った(はつった)、波模様の柱に注目・・・これが名栗仕上げです。
チョウナでは削ると言わずに、斫る(はつる)と言うのだそうですが、これも初耳。(^_^;)
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チューダー様式で建てられた家々を・・・→で紹介されています。