続編・・・黄モッコウバラの黴(カビ) と、母のこと
2008年 05月 17日
全ての蕾が・・・見事に咲きました。
それが・・・何故に一瞬にして、全ての花びらが散ることもなく、3~4日の間に、瞬く間にカビたのか? 疑問に思って調べてみました。
今月の此方の天候です。
2日~5日は・・・曇り3日。雨一日。
6日と7日のみ・・・晴れ
8日~14日までは曇り及び霧、3日。 雨4日。
こうして振り返っても・・・殆どが霧と曇りと雨でした。し、気温も・・・
晴れた6日と7日は・・・20℃前後。
後は10℃~17℃の冬に戻ったような気温でした。
そして、更に検索をして・・これは『灰色カビ病』では? と・・・
『灰色カビ病』
■被害症状
茎葉が溶けるように腐り、さらに病気が進行すると灰色のカビに覆われます。花では始め、花弁に水滴がにじんだ様な跡がつき、白い花では赤い斑点、色のついた花では白い斑点が多数生じます。病気が進行すると花が褐色になり腐ってきて、やがて灰色のカビに覆われます。
■発生の特徴
灰色かび病は寄生範囲が広く、ほとんどすべての植物で発生します。 低温多湿を好むので春先~梅雨、秋口~冬の初め頃の気温がやや低く、湿度の高い、雨が多くて日照が不足しがちな時期に発生が多くなります。逆に真夏の高温期は発生が少なくなります。花壇などでは春先~梅雨の雨が続くときに発病しやすく、花弁が腐ってしまいます。また、冬の温室内などは低温多湿になりやすくシクラメン、プリムラなど冬に咲く植物の花で多く発生します。
■防除方法
湿度を好むので水のやり過ぎに注意し、なるべく風通しを良くして栽培します。枯れた部分にも病原菌が残っているので、なるべく取り除きます。病原菌は害虫の食害跡やしおれた花弁、チッ素過多により軟弱に育った植物組織などから侵入するので害虫を防除したり、咲き終わった花をこまめに摘み取ったり、肥培管理を適切にすることでも予防できます。殺菌剤ではダコニール1000、オーソサイド水和剤、ベンレート水和剤などを7~10日おきに定期的に散布して予防します。
丁度発生しやすい条件がそろってしまって・・・あっと言う間の出来事でした。
花期に丁度同じような天候だった一昨年にも、同じような状態になっていましたので、パーゴラの上に蔓を絡ませることに一抹の不安はあったのですが・・・ヤッパリ!!!
この『灰色カビ病』の菌も、近年農薬に対し耐性菌が出てきているようですし、空気感染するとありましたので、今後はそれぞれの植物の特性(黄モッコウの場合、ヒラヒラと柔らかな花びらが八重に重なっていることが、被害を大きくしたように思われます)と、花期と、当地の天候とを考え合わせた植栽を、先ず考えなければならないと、痛感しました。。
このことは、未だ解らない事が多いので・・・皆様のご意見と、ご体験を、是非とも伺わせて頂きたいと思います。
ガーデニングはやはり難しいんですね。(^_^;)
と・・・
この3、4日。 体調を崩していた母から、
『どうも、首筋と肩がこって、頭がクラクラするので、何時ものマッサージに予約をして・・・云々』
と言った電話が掛かってきました。
家に居た東風庵 に車を出してもらって、予約時間にその治療院へ母を連れていき、1時間ほど掛かると言うので、其の間に、自分達の買い物と、頼まれたお買い物を済ませ、マサージの済んだ母を実家まで送り、昨夜作って置いた・・・『根菜をコトコトした滋養スープ』と、苺も其のままよりはと・・・さらりと薄甘く煮た『苺のコンポート』と、ハイジパンを用意して食卓へ。
余り食欲が無かったと言う母が、美味しそうに完食してくれて、私たちの帰りを玄関に出てニコニコと手を振る程、元気を回復してくれたようで、ほっとしました。
今日も、気持ち良く手伝ってくれた東風庵に、感謝。