銀座でお芝居・・・『日々の敵』

もぅ~ 6月と言うのに・・・氷雨の降る寒い一日。

  デパートの大看板を見れば~ 本来はやはり此れなんでしょうけれどね。 

         浴衣と水着にブルルル~~  震えました。(笑)


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今年も・・・「銀座みゆき館劇場」で『方の会』のお芝居を観て、その後、銀ブラを。

帰宅は11時近くでした。  明日か?明後日? 追記いたします。(^^ゞ



さて、追記です。

市川夏江さん←率いる劇団「方の会」の公演に、今年も伺いました。
昨年は、昭和の初め、廓に生きた女たちの物語・・・『文の屋の女たち』を・・・
今回は・・・劇作家・秋元松代さんの『日々の敵』の上演でした。
秋元さんと言えば・・・蜷川幸雄演出で何度も繰り返し上演されているあの『近松心中物語』の作者です。
そして・・・戦前に、治安維持法違反の嫌疑で検挙され、「京大俳句事件」として投獄されていますが、戦後・・・山口誓子の「天狼」創刊に参加。さらに俳人協会設立に参加され俳人です。
今回のパンフレットを拝見すると、秋元松代さんは、可也烈しく厳しい目をお持ちの方だったようで・・・『先生の事をしらふで語ったら、芝居屋なら誰でも怖くて座が白々としてしまふ程の人』とありました。。 
其の方が小さな新聞記事を読まれた後に、始めは眉を寄せるような読み捨てていた小さな記事の、その後の父親の告訴から始まった裁判後の被害者であった若い女性の歩いた人生、その事件に絡んだ人たちの人生と、それぞれ人々の「己の心の中に棲んだ『敵』」について、書かれたのが、この作品でした。

小さな劇場特有の臨場感の中で、暗いお話の出し物でしたが・・・最後まで引き込まれたお芝居でした。

『方の会』では・・・今年の秋10月22日~26日に掛けて、同じ「銀座みゆき館劇場」で、
早坂暁さん、作・演出による、書き下ろし喜劇『ヘイヘイ・ブルース』を上演予定です。

その秋元さんがご存命中に、玉三郎さんと対談されたものが、ネット上に載っていましたので、リンクさせて頂きます。 →此方からどうぞ。
by canape2 | 2008-05-31 23:45 | ┣ 東京界隈

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