奈良・・・興福寺 最終回
2008年 12月 06日
五重塔初層と南円堂、東金堂、国宝館、4か所綴りのチケットを購入して・・・・
最初に五重塔から。
開かれた扉から五重塔の初層内に入り、
三尊形式の四方仏・・・東側に薬師如来像、西に阿弥陀如来像、
南側に釈迦如来像、北に宝生如来像を、拝顔しつゝ一周することができました。
↑ 阿修羅像、他多くの国宝が安置されている『国宝館』
奈良時代から興福寺に伝わる彫刻、絵画、書籍、等の寺宝を収蔵されています。
↓ 2番目の写真・・・五重塔の隣に見えている、『東金堂』内。
この金堂内にも国宝指定されている仏像が多くあります。
木造十二神将立像(国宝)
薬師如来を守護する12の眷属の像。 鎌倉時代のもので・・・
個性的且つ大胆で、表情豊かな12体の群像に惹かれ、
十二神将ばかりを観て歩くのも良いかな!と思ったくらいです。
最初の日に観た・・・新薬師寺の十二神将のポストカードケースの写真も追加致しました。
↓ 南円堂へ・・・
ここにも・・・
運慶の父、康慶一門作の、高さ336㎝の木造不空羂索観音坐像(国宝)と、
木造四天王立像(国宝)が安置されています。 共に、鎌倉時代の作です。
そこから猿沢の池に向かって少し行くと・・・三重塔が右手に見えてきます。
↓
1143年、創建ですが・・・
現在の塔は治承4年(1180年)の大火後まもなく再建された、鎌倉建築です。
三重塔から、南円堂の後ろ参道を近鉄奈良駅方面に向かって行くと・・・
北円堂の相輪が美しかったので・・・ズーム、ズーム
ここで、長く掛った・・・『二人の歩いた奈良』は終わりますが、
この素晴らしい仏像たちにお逢いになりたくなったら・・・
あなたも、いつか是非、いらして見て下さいませ。
そこに立つ仏像たちは、静かに訪れる人々を待ってくれていますよ。
記事の補足は随時、追記していこうと思っています。
お付き合い下さってありがとうございました。
ps.
最後の最後に・・・新幹線京都駅の上りホーム野出てみたら!
京都から西で事故があり、2~3時間遅れのテロップが流れていました。。
自宅には・・・
京都発、16:56分の“ひかり”に乗らなければ、乗り継ぎ最終の特急に間に合わないので、
急遽、窓口へ。
それを話したら・・・後、5分で2時間何ぼ遅れの“ひかり”が入ってくるので、
キップを取り替えますから、急いで乗って下さい。とのこと。
結局その“ひかり”に飛び乗って、東京駅には予定していたよりも10分ほど早く到着
早速の・・・神仏のご加護でした。