文豪たちに愛された・・・起雲閣(6) 旅館・起雲閣 

これまで、ご案内をしてきたこの『起雲閣』は・・・最初の記事でもお話ししたように、当初丹那トンネル開通時の鉄道大臣を務めるなど政財界で活躍した内田信也(のぶや)が大正8年に実母の静養の地として造った別荘が基となっていて、玄関、「麒麟」の棟、離れの「孔雀」が当時の姿をとどめています。  その後、大正14年に東武鉄道グループの礎を築き「鉄道王」の異名で呼ばれた根津嘉一郎の手に渡り、ほぼ現在の姿に整備されました。  その後、桜井兵五郎が譲り受け、熱海温泉を代表する旅館『起雲閣』として、昭和22年に営業開始。平成11年に廃業しています。 昭和中期・・・山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など日本を代表する文人たちに好まれました。

館内に見た・・・文豪たちの肖像~ 

b0053765_22515488.jpg


b0053765_22525454.jpg


b0053765_22561544.jpg


b0053765_22535466.jpg


b0053765_22543389.jpg


b0053765_2257926.jpg


b0053765_2255299.jpg


眩暈を起こしそうな、キラ星の如き文豪たち・・・後ほど、追記いたします。

by canape2 | 2008-01-26 22:59 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

文豪たちに愛された・・・起雲閣(5) 『玉渓』

『玉姫』に続く『玉渓』は・・・
16世紀にイギリスで流行した“チューダー様式”に“名栗仕上げ”を取り入れたヨーロッパの山荘風の仕上がりを見せていますが、暖炉の覆いにはサンスクリット語の飾りがあり、入り口の天井には竹があしらわれるなど、独特の空間となっています。又暖炉脇には、古社寺の柱、或いは、江戸時代の帆柱を転用したと思われる丸い柱を配し、日本建築における床の間と床柱を思わせる空間を演出しています。

では・・・その、独特の空間を、どうぞご覧下さいませ~

b0053765_2139578.jpg


↓ズーム


b0053765_21415141.jpg


↑と↓ 
チョウナで斫った(はつった)、波模様の柱に注目・・・これが名栗仕上げです。
チョウナでは削ると言わずに、斫る(はつる)と言うのだそうですが、これも初耳。(^_^;) 


b0053765_21443012.jpg





b0053765_21455532.jpg


チューダー様式で建てられた家々を・・・→で紹介されています。

by canape2 | 2008-01-25 22:03 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

文豪たちに愛された・・・↓の記事を追記しました。(^_^)


↓の・・・昨日の記事ですが、
     文章の修正と、写真追加を致しました。宜しくお願いいたします。

このブログも・・・絵文字が使えるようになったんですね~emoticon-0137-clapping.gif
   
     早速使ってみた私って、やっぱり、わさもん。ね
                emoticon-0136-giggle.gif

by canape2 | 2008-01-23 22:25 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

文豪たちに愛された・・・起雲閣(4) 『玉姫』・サンルーム

この『玉姫』と『玉渓』・・・
『玉姫』の方は、日本の神社や寺に見られる建築的特徴や、中国的装飾、アールデコ様式の彩る建物となっています。

b0053765_21581191.jpg


↓・・・螺鈿のステンドグラス部分をズーム♪~


b0053765_21532384.jpg



b0053765_21595068.jpg


↑・・・の天井と共に、下の記事の中の3番目の写真で見る屋根もガラスで葺かれていて、これらは鉄骨によって支えられています。天井と高窓の間に施された唐草模様の装飾は、石膏を刻んだものだそうです。隣にある食堂で食事が済んだ後に、ダンスやお喋りを愉しむ、明るい陽射しを取り込こんだサロンとなっていました。

b0053765_21531713.jpg


↑・・・庭から見た、玉姫のサンルーム。 家の外観と、中との違いの意外性は・・・注文主emoticon-0126-nerd.gifと設計者emoticon-0138-thinking.gifと、施工した職人さんたちemoticon-0104-surprised.gifの戸惑いも、キットあったのでしょう。 当時の建築技術の中で、西洋趣味の建築物を建てる難しさを感じつつ、この後もぐるりと観て回りながら・・・チョット戸惑いも感じながら、其れを楽しんだ時間でした。 ですから・・・この後も、ぐるりと一周、ご案内をいたします~emoticon-0136-giggle.gif

では・・・タイルの床を~

b0053765_22185654.jpg



b0053765_22193640.jpg


            当時、京都の工房に、注文をしたタイルと言う説明でした。

by canape2 | 2008-01-22 22:07 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

文豪たちに愛された・・・起雲閣(3) 『玉姫』と『玉渓』の外観

『大鳳』から見た・・・『玉姫』と『玉渓』ですが、こちらは、根津嘉一郎が1932年(昭和7年)に建てた洋館です。

b0053765_2031686.jpg



b0053765_20341737.jpg



b0053765_20345995.jpg


しつこく、、 ガラス屋根をズーム、ズームで、載せましたが・・・此処に結構重要な秘密があったり。(^O^)


b0053765_20374046.jpg

by canape2 | 2008-01-22 20:24 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

文豪たちに愛された・・・起雲閣(2) 『麒麟』と『大鳳』

この現在の起雲閣は・・・3、000坪の敷地の中に、真ん中にある庭園を取り囲む形で、三代に渡って増築された建物が並び、それぞれは渡り廊下で繋がっています。
そして・・・何故に?、熱海で『岩崎別荘』、今は無き『住友別荘』と共に、三大別荘と賞賛されたこの鉄道王・根津嘉一郎の別邸が、『文豪たちに愛された「起雲閣」』と称されるようになったかは・・・三代目に、金沢の湯涌温泉でホテルを経営していた「兵五郎さん」が引継ぎ・・・改装をして、昭和22年に「旅館・起雲閣」として開業した際、多くの文豪が此処に逗留し、代表作を執筆している事にあります。 その、旅館・起雲閣は平成10年まで営業されていましたが、平成11年に廃業して競売物件となり、今は熱海市が管理をしています。

では・・・ぐるりと、ご案内を~

先ずは玄関入り口。

b0053765_19283435.jpg

駐車場の裏手から周りこんで、右手に庭園の脇を進んで行くと・・・小さな蔵が見えてきます。

b0053765_19302642.jpg

その右手に、拍子抜けするようなお玄関・・・と言うか、入り口を入って行くと、受付があり、そこで入館料を支払うと、左右に廊下が通っていますが、見学は、向かって左に進みます。

先ずは・・・海運王・内田信也の時代に建てられた『麒麟』と『大鳳』から、ご案内を。

1919年(大正8年)に竣工した建物ですが、部屋に一歩入った瞬間、この斬新な青い壁に驚かされます。

b0053765_1938108.jpg


↓は『麒麟ですが・・・』此処の持ち主だた、三人の経歴が写真つきで説明されていました。


b0053765_19451914.jpg


↓二階が・・・『大鳳』 (起雲閣の建物には、それぞれ、棟ごとに名前が付けられています。)


b0053765_20105452.jpg


この青紫の壁も印象的でした。1階も、2階も、余りにモダンな色合いに・・・この後に行った『ブルーノ・タウトの家』を見て・・・タウトの家を参考にしたのかと思った程でしたが・・・此方の方が20年近く前に建っていますので、もしかしたら?日本家屋の壁に、この斬新な色を使うのは、タウトの方が参考にしていたのかな?とも思いましたが・・・どうなのでしょうか。 イタリア・ポンペイで見た『秘儀荘の壁画~ポンペイの赤』をも思い出しています。
何時の世も、誰が作っても・・・素晴らしい芸術作品には共通したところがあるのだと、改めてお勉強になりました。

次は、この『大鳳』から見た・・・根津嘉一郎の建てた・・・『玉姫』と『玉渓』を~

by canape2 | 2008-01-22 20:09 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

文豪たちに愛された・・・起雲閣(1)

やっと、暮に書きかけた記事の更新です。
泊まった宿から、細い路地の向かいにあった『起雲閣』。 宿で頂いたパンフレットを見るまでは、熱海に・・・前述したブルーノ・タウトの『日向別邸』や、このような大正ロマンを残す『起雲閣』のような建造物の存在をを知らずにいました。

宿の4階から眼下に見える、あの建物は?  と、仲居さんにお聞きしました。(^_^;)

b0053765_2211334.jpg

それが・・・『起雲閣』だったとは、、(^^ゞ


b0053765_2213312.jpg

この起雲閣は・・・
それぞれの時代の政治家であり実業家であった・・・内田信也と、根津嘉一郎、桜井兵五郎が引き継ぎ、庭園の整備と、洋館などの増築を重ねて、現在の『起雲閣』の形を整えてきていますが、現在は・・・熱海市指定(建造物)有形文化財として、市が管理をしています。

左奥に見えている古い建物が、一番最初に海運王・内田信也により建てられた、伝統的な日本家屋です。

        少しずつアップしてまいりますので、ゆるりとお付き合いませ。ね。

明日は・・・暖かな此方で、又雪が降る。 とか言っていますが、どうでしょうね?
ならば・・・早起きで歩いていくらしい。ので・・・私も早寝にします。じゃないと起きられないでしょ。(-_-)zzz (笑)

by canape2 | 2008-01-20 22:30 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

バナナ~? お芋~?  ムムッ 仏手柑!!!?? koneta

熱海駅傍のアーケード街で見た・・・珍しい果物? ですよね?

b0053765_2140294.jpg


近寄って、シゲシゲと眺める私、、 これが、お蜜柑ですか~~~ ひゃはっ

お店のおばちゃんにお断りをして写真を撮らせていただきました。


b0053765_2145188.jpg


どうやら・・・この果物は江戸時代に中国から渡ってきた、インド原産のミカンの仲間なのだそうです。 そして、果実の先端が指状に裂け、まるで仏様の手のようだという事から、『仏手柑(ブッシュカン)』と名付けられました。果皮が厚く、果肉は殆ど無くて、生食には不向きですが、果皮を砂糖漬けにしたり、花材料として床の間や、お正月の飾り物としても、使われています。
そう言えば・・・日本一大きな梨、岡山の『あたご梨』も、お正月の飾りとして、使われているのでしたね~ 

↓の昨日の記事ですが・・・追記いたしております。 どうも私は脱線ばかりで。(^^ゞ

by canape2 | 2007-12-19 21:58 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

静岡のお土産&駅弁&活き伊勢海老&鮑の踊り焼き 盛り沢山~

夫の故郷、静岡で姪がお土産を用意してくれていました。その一つが・・・夫や私の好物の『ワサビ』
夫は、子供の頃から激辛のワサビ漬けで育っているので、頭にツーーーーーンッとくる辛さが無ければ、「ワサビ」では無いと言います。
ワサビも静岡産、特に天城物は激辛です。それに比べて信州物はいささか軟弱、、(^^ゞ
静岡産でもお店によって、辛さが違うので・・・これまでは「田○や」が殆どでしたが、今回姪のくれた「ワサビ」は・・・野桜本店(のざくらや)のもの。 と言っても、私も夫も知らないお店でした。

所が帰ってきて頂いてみると、「わさび味噌」からして辛いし、「わさび漬け」も・・・激辛、辛口、並口とある中で、これは並口らしいのに結構辛い。

b0053765_21121533.jpg


さらに、大きな生ワサビ♪~


b0053765_21133522.jpg


ネット通販もしているようでしたので、欲しい時にはポチッ (^_-)-☆


そのほかに熱海駅の新幹線の構内にあるお漬け物のお店『岸浅次郎商店・七尾のたくあん』も昨今は色々なお味を付けたくどい“たくあん”が多い中で、本格的な“糠漬けたくあん”は久し振りに頂く、さっぱりと懐かしい、お味でした。日の菜も、添加物はあまり使わず、自然派の懐かしいお漬け物でした。 どちらも、刻んでお皿に盛って、食事が始まると、即一つまみ。写真をモタモタと撮る間など無くて、、添付の説明書きをパチリ~(^_^;)
↑の“わさび漬け”と共に、こちらも、多分・・・『そうそう、あのお漬け物!!!ポチッ』っとしていると思います。 今は地方の物でも、美味しくて、ネット通販さえしていれば、売れるのですね~
そして、此方も金目の産地なのですけれど。。 駅弁? んっ? ありませんでした。残念。

b0053765_20551365.jpg



その隣の駅弁やさんにあった、この小田原・東華軒『炙り金目鯛と小鯵押寿司』ですが・・・一つだけを購入して新幹線に乗り込みました。

それ程期待せずに、二人でパクパク!!! んんっ ??? 美味しい~~☆☆☆☆☆☆→

             
             なので、慌てて包み紙だけ持ち帰りました。(笑)


b0053765_21324414.jpg


小田原、熱海駅へお立ち寄りの時には、自信を持ってお薦めできます。(^_^)
            
お米も良いお米を使っているし、お酢の具合も丁度良い、美味しい寿し飯でしたよ~

勿論、お魚もね。 炙り具合もね。


そして泊まった旅館で戴いた・・・活き伊勢海老のお刺身と、板長さんがお部屋に出向いて、まるで『包丁式の儀式』の如きお手前を披露して下さった「鮑の踊り焼き」♪
一つ一つ運ばれてくる、この板長さんのお料理も、丁寧に調理されていて、中々の美味でした。

b0053765_2115952.jpg


b0053765_21154158.jpg


考えてみれば、火の上でのた打ち回る鮑を目の前に、残酷なものです、、


このホテルの4階から、眼下に、↓でお話をしている起雲閣の全容が見えています。

by canape2 | 2007-12-18 21:34 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)

大正・昭和のアールデコ&ブルーノ・タウトの世界

先ず~ ↓にアップした写真は、記事の中で話しておりますが・・・ブルーノ・タウトの作品ではありませ~ん。 紛らわしくて、ごめんなさいね~

15日~16日に掛けて用事で静岡に出掛けてきました。
帰りに熱海に立ち寄り・・・『起雲閣』と『旧日向別邸』に残る古い建築物を見学してきました。
起雲閣の洋館部分は鉄道王・根津嘉一郎が建てたものであり、旧日向別邸の地下にある建物は・・・あのブルーノ・タウト設計による日本で唯一残っている作品ですが、地下空間を利用した『離れ』の形をとっています。
今回は建築も然ることながら、タウトが何故日本にやって来て、日本を愛し、永住をも考えたタウトが、たったの二年半と言う短い期間で日本を去ることになったかと言った、昭和初期当時の歴史を振り返る良い機会ともなりました。

熱海市観光協会・・・ 『旧日向別邸・熱海・タウトの家』紹介はこちらからご覧いただけます。


↓写真は、起雲閣で見た・・・

日本でただ一つと言われている、大きな螺鈿を使った『ステンンド・グラス』です。

此処は撮影OKでしたので、沢山の写真を撮ってきましたが、タウトの残した洋間は撮影禁止になっていましたし、撮影OKになっていた一階部分は荒れてしまっていて、一部屋は雑然とした荷物置き場になっていたのが残念でした。

b0053765_11523816.jpg


この記事は後で、『起雲閣&タウトの家』としてカテゴリ分けをするつもりですが、年末でもあり、更新は又、大分遅れるかも知れません。(^_^;) 何時もの事ながら・・・宜しくお願いいたします。

旧日向別邸については、こちら→熱海市公式サイトの中で、少しですが紹介されています。

by canape2 | 2007-12-17 11:58 | ┣ 熱海・起雲閣etc. | Trackback | Comments(0)