「ブータンの笑顔」・・・関健作写真展
2010年 05月 04日
着いてみると、若葉輝く風景の中に瀟洒な建物が建っていて・・・それが『横芝光町立図書館』
その名も・・・『マロニエの花咲く図書館』 マロニエの小道が続いています。
ピンクと白のお花が咲くそうですが、その頃に又訪れてみたいと思いました。
図書館の二階へと上がって振り返ると・・・
大きなガラスを透して庭園の景色が映って、その素晴らしさに思わず歓声をあげました。
これは、絶対に設計をした方は・・・計算に入れていましたよね。
一段、一段上がるごとに、微妙にこの風景が変わって行きます。
入口には・・・このような美しいチューリップも飾られていて。☆
若葉薫る外の風景と合せて、この図書館の建物をを見ただけで、此処まで来た甲斐があったと思いました。
この図書館については・・・此方で丁寧に説明されています。
当時の光町は素晴らしかったのですね。!!! 是非とも↑ いらしてみて下さい。
で、主目的の展覧会は・・・この地の出身で、青年海外協力隊で体育教師としてブータン3年間滞在した青年が、教師生活を透して見つめたブータンの人々の暮らしと風景を写した写真展でした。
4月3日~5月16日まで 休館・月曜日
關(せき)健作さんからのメッセージ
『あなたにとって幸せとはなんですか?』
ブータンンの首都ティンプーから車で3日のところにタシャシツエ県があります。 小中学校で教育にない体育の指導が青年海外協力隊員として派遣された私の任務です。
指導の傍ら、美しいブータン写真を3年間撮り続けました。 出会う人たちがカメラを構えると、ほとんどの人が笑顔で「ありがとう」と言います。
生活は貧しくても多くの人の心は満たされ、彼らは幸せそうに暮らしています。
ヒマラヤの大自然の中、たくましく人々に現地語で話し掛け、笑顔で写真を撮る事を心がけました。 そして、彼らと接しているとき「生きること、幸せとは」を考えるようになりました。
今日の写真展では、私の任地である東部のタシャンツェを中心に、北部のブータン、首都ティンプーで出会った人、風景のありのままをご覧いただきます。
この写真展がブータンと日本の友好関係に貢献できる事を願って・・・
タシデレ(合掌) 關(せき)健作
關(せき)さんの『想い』を間違いなくお伝えしたかったので、会場にあったメッセージを、そのまま転載させていただきました。
そこで観た写真の中には、今の日本が無くしてしまった・・・人々の懐かしい温かさと生活がありました。
そう言えば・・・サッカーの小笠原選手も、以前1999年のワールドユースの時に、当時のトルシエ監督が、ブルキナファソという国で、シャワーも無ければ、環境的にも不便なと現地の普通の生活の中で強化合宿を行い、「日本の選手は甘い。もっとタフでなければ生きていけない。」と教えたかったのだろう。 と語っていましたが、近年の日本は恵まれ過ぎていて、それ故に失ったものが多いような気もしています。
この後、九十九里海岸に向かって、また田園風景の中をひた走り・・・
途中で、あらっ! あれは? ラベンダー? と思ったお花。
下りてみるとそれは、始めて見るお花でした。 そのお花の記事は次の記事で。(^_-)-☆
庭の、黄モッコウなども早く載せて欲しいと言っていますが・・・