京都へ・・・河井寛次郎記念館(1)
2011年 09月 03日
ノソノソといている間に10日程経ってしまいました。 お訪ね下さっていた皆様、ごめんなさいね。
今回は、JR「大人の休日倶楽部」が企画した・・・「貴船の川床料理」と「広河原の松上げ」への参加でした。
24日の16時に「ホテルグランヴィア京都」のフロント前に集合と言うことでしたので、朝一の特急で自宅を出て、京都への到着はお昼過ぎ。
ホテル集合前に、予てより訪れてみたいと思っていた、「河井寛次郎記念館」へまわりました。
清水寺に程近い、東山五条。 タクシーを降りて細い路地に入っていくと先に見えてくるのが・・・「河井寛次郎記念館」です。
正面には黒塗りの格子が建てつけられており、その下には犬矢来。
入り口も丁度人一人が通れる程度の、狭く小さなつくりになっています。
受付で写真撮影の許可を伺い、ワクワクとした気持ちを抑えつつ、
寛次郎が実際に暮らしていた自宅兼工房の見学をさせて頂きました。
吹き抜けになった囲炉裏のある部屋から奥に進むと、中庭を挟んで、
↑ ↓ のように建物が両側に続いています。
この建物は・・・
昭和12年に、寛次郎自らが設計を手がけ、彼の故郷である島根県・安来から、
お兄さんを棟梁とする大工さんたちを迎えて建てられたそうで、
外観は京町屋風ですが、
中のどっしりとした太い梁や柱に、山里の古民家のような風情を感じます。
寛次郎デザインの愛用品や作品が展示されていて、ゆっくりと鑑賞することが出来ます。
そこから奥に回り込んで行くと茶室があり、更に奥左手に作業場が見えてきます。
↓ この作業場の手前にあった素焼き窯。
更に奥には・・・ビックリ! 続く。(^_-)