笠間へ(2) 笠間芸術の森公園・・・陶芸美術館
2012年 12月 22日
この峠道。 ずっと以前に益子から笠間を周った帰りにこの道を通っているのですが、その折に見た古い農家の点在する秋の景色がとても印象的だったので、再度この道を選んだのでしたが・・・
今回は、真昼間の逆方向~ 全く雰囲気が違っていて
道も細く、唯々ひたすら細い山道をくねくねと曲がり曲がって、笠間へ。(笑)
これまでも何度か訪れている笠間ですが・・・
未だ行ったことの無かった『笠間芸術の森公園』へ、先ずは直行しました。
南駐車場に車を停め、階段を上がって行きます。
中には、茨城県陶芸美術館の他、
様々な屋外イベント会場となる野外コンサート広場や、
陶炎祭(ひまつり)などが行われるイベント広場、
陶造形物が屋外に展示されている陶の杜など。
↑ 広い園内・・・今回は↑の部分のみゆっくりと見学してきました。
最初に訪れたのは・・・茨城県陶芸美術館。
先ずは常設の方へ。
茨城ゆかりの陶芸家・・・文化勲章受章の板谷波山や、
練上手の人間国宝・松井康成氏など。
多くの作品が展示されていました。
両氏のお作品はこれまでも、東京での展覧会で鑑賞させて頂き、
特に、松井康成氏の見事な練り上げの作品は、
機会があれば、又拝見したいと思っていましたので、
ずらりと並んだその作品を目の前にした時の感動!!!
この日の笠間行きの目的は、紅葉写真を目当てに出掛けていましたので、
思いもかけない喜びでした。
松井康成氏の作品は・・・こちらで見られます。
これが! 練り上げ手!!! とは。
常設館をゆっくりと鑑賞後・・・企画展へ。
期間は・・・10月20日~12月9日まで。 でしたので、
もっと早くアップすると良かったのですが、、
広島、滋賀陶芸の森、瀬戸美術館周ってきた・・・
『明治・大正時代の日本の陶磁 -産業と工芸美術ー』
明治大正の時代背景。 産業としての陶磁器。
明治政府に於ける、輸出振興政策もあり、多くの日本の陶磁器が輸出されて行きました。
その全盛期の作品の・・・里帰り品を中心とした展覧会。
見ごたえのあるものでした。
↑ 板谷波山の額皿ですが・・・
その折の、美術館の紹介は・・・こちらから、どうぞ。
里帰りの陶磁器と言えば・・・
数年前にネットで出会ったお友達に、市川のコーヒーショップで併設をしていた、
『里帰りカップ資料館』に、ご案内頂いていますが、そちらも又素晴らしいものでした。
二つの展示を2時間半ほど、ゆっくりと鑑賞後・・・
館内の食事処で、湯葉饂飩定食を頂いた後・・・広い園内を散策。
次へ続きます。(^_-)