女神のスリッパ♪~

何時もなら、暮に咲くはずのスリッパ・・・(^^ゞ
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                               パフィオ・ペディラムです。

このパフィオも家に来てから10数年経ちました。
毎年秋遅く蕾が出てきて暮に咲き始め、
綺麗に開花したところで寒い所に置いておくと2ヶ月は咲いてくれています。
其れが今年は夏の始めに蕾が顔を出し、この暑さの中で開花しました。
やはり冬は温かく、春先からは空梅雨なのに曇りばかり、
カラリとした晴天の日が無かったように感じるのですが、そのための狂い咲きでしょうか?

ワシントン条約で商取引が禁止・・・となっていますが・・・
近年は蘭栽培もバイオ技術でフラスコから沢山の蘭達が誕生しています。
時にはバイオが目の敵のように言われる事もありますが、
そのまま放って置いたら種の絶滅もあり得る高嶺の花であった蘭など、
生育の難しい植物が、このように身近になることは嬉しい事です。

●東南アジアを中心に中国、ミャンマー、インドなどに分布するランの一属で、原種は80種ほど。基本的には地生ランですが、石灰岩や切り立った崖に着生するものあり、そのすべてはワシントン条約によって商取引を禁止されています。パフィオペディラムはギリシア語で「女神のスリッパ」の意で、その語源は下の花びらが袋状になっている独特の形態からきたもの。品種によって「冬咲き」「春咲き」「夏咲き」などがありますが、日本でもっともよく栽培されているのは気候にあった冬咲き種で、ランの愛好家にも根強い人気を誇っています。

開花期間が長く、花もちがよいのがパフィオペディラムの特長のひとつ。品種のなかでもっとも丈夫で育てやすいのは茎一花の系統(緑葉系)で、寒さには比較的強く、弱光を好みます。一茎に複数の花をつけるものは寒さに弱く、斑入りの葉を持つ種は寒さに弱いうえに気難しいといった性質があります。また、夏咲き種よりも、冬~春咲きのもののほうがが育てやすいとされています。
by canape2 | 2005-08-30 17:01 | ┣ 夏(6月~8月)

心地良いそよ風~ 流れるBGM♪ 楽しいひと時~HN・かなっぺ


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