旭岳~道東(7) オシンコシンの滝~遠音別川~硫黄山へ
2005年 09月 28日
フレペの滝から知床国道を小清水の方に戻る途中、
オシンコシントンネルを抜けた所に“オシンコシンの滝”があります。
今回は水量も豊富で美しい流れを見せてくれました。
そして、知床自然センターで鮭の遡上は何処に行ったら見られるのかと尋ねると、
“近くの遠音別川(オンネベツ)で、今鮭が沢山上がってきているようなので、
其方だったらパーキングもありますから・・・”との事。 其処に立ち寄ってみました。
橋の上からも沢山の鮭が見えましたので川岸に下りてみました。
しかし・・・水の中の鮭は川の流れもあって写真には撮れませんでした。
河口はこのような浅瀬で、
此処から↑の橋辺りで早くも力尽きてしまう鮭を多く見かけ、強い物だけが生き延びて行く自然界の容赦ない厳しさに畏れを感じました。
さて此処で知床半島を後にして、三日目の宿泊地弟子屈の川湯温泉に向かいました。
小清水までは朝と同じ国道334号を通り、
途中から391号に入って野上峠越えで川湯へ・・・
流石に北海道は広い!!! このような道が縦横に何処までも続きます。
前方は斜里岳・・・やはり今日は頂上が見えません。。
↑の道路の左側に牧場があり牛が放牧されていました。
川湯も近くなり野上峠を越えた辺りから、このような山の姿が見えてきます。
小清水方面からは川湯より少し先になりますが、時間も早かったので先ずは摩周湖の辺りの様子を見てこの硫黄山に寄って行く事にしました。が・・・
摩周湖への道は霧が出ていて前方の見通しが悪かったので途中で引き返し、硫黄山へ。
今も無数の噴気孔から
噴気の上がる活火山です。
近くに寄ってみると・・(^_^;)
噴気孔の周りは硫黄で、
まっ黄っ黄!
シューシューとした音と、
硫黄の匂いも凄かったです。
翌朝、
ホテルから見た硫黄山です。
川湯は森を隔ててこんなに間近にある温泉地。泉質もPH1.98という強酸性で、
飲用の温泉水は口に含んでみたら、歯が浮きそうな酸っぱさでしたが、硫黄の匂いのする如何にも温泉らしい、又入ってみたいと思う温泉でした。