日本橋・人形町

・・・にある壽屋の黄金芋です。

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明治30年代創業、100年以上の伝統を誇る京菓子司です。
卵黄を加えた白餡をニッキのきいた皮で包み、丸焼き仕上げした焼芋の形のお菓子です。
薄い皮の食感はちょっとモチッとしていて、中はふわっとした優しい甘さです。
一般的に良くある黄金芋ですが、
このお店の看板商品で、創業と同時に名称登録された(原案)歴史のあるお菓子です。
手作りのためすぐ品切れになるので、確実に買いたい場合は要予約だそうです。
夫の木曜日のお土産でした。(^_^)

此の壽屋については作家の向田邦子さんが、
「女の人差し指」人形町に江戸の名残を訪ねて。の中で
『店内を見渡すと、これが、東京でも数少ないという座売りなのである。
~(中略)~ひざを折り、畳に手をついて折り目正しく客に応対をする。江戸の昔から、随一の商業地といわれた人形町の“あきんど”の姿と、下町情緒が、黄金芋の肉桂の香りと一緒に匂ってきた。・・・』 と紹介されているようです。                               
又、森下典子さんと仰る方の『おいしさ さ・え・ら』というエッセーの中でも、
此の黄金芋を、事細かに楽しくお話されています。こちらから
by canape2 | 2005-12-26 00:03 | 美味いろいろ

心地良いそよ風~ 流れるBGM♪ 楽しいひと時~HN・かなっぺ


by かなっぺ