フィレンツェ(3) ヴァザーリの回廊
2006年 03月 29日
ウフィッツ美術館から回廊への途中のフロアーから見た、アルノ川とベッキオ橋と回廊です。
回廊の窓からは、下に宝飾やさんなど、ヴェッキオ橋路地裏風景が・・・
そして、外に出てベッキオ橋から見上げたヴァザーリの回廊です。
元々あった建物を避けて建てていますので、少し張り出して入る所は、中が人一人の幅の狭さになっていました。
小さな窓に、↑の写真を撮った時に写っている鉄格子が見えています。
(ここの写真を私の中から探し出しました~ すみませ~ん。。)
回廊の中には700点を超える絵画がありますが、1737年、メディチ家出身の最後トスカーナ大公であるジャン・ガストーネが後継者を残さず死去し、メディチ家の伝統は絶えることとなり、メディチの血を引く唯一の相続人であったアンナ・マリア・ルイーザは、「メディチ家のコレクションがフィレンツェにとどまり、一般に公開されること」を条件に、すべての美術品をトスカーナ政府に寄贈して、散逸を免れ今に繋がっています。
そして此処から次は・・・あの『サンタ・マリア・デル・フィオーレ』へ